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rplay - オーディオ再生


 オーディオファイル(MIDI, WAVE, MP3等)を連続再生するプログラムです。Windows Server 2003/XP/​2000/​95/98/Me/​NT 4.0/NT 3.51用です。Borland C++ Builder で書いたソースファイル付きです。

[icon] rplay Ver.1.09 1999/11/11 199KB
 最低限の機能を備えたプログラムです。プログラムが単純なので、ソースプログラムの学習にはこちらのVer.1.xxのほうが向いています。
[icon] rplay Ver.2.03 2002/5/5 251KB
 上記のプログラムの高機能版です。主に使い勝手をよくしてあります。プログラムの改造を行わずに、すぐに使いたい場合はこちらのほうがいいでしょう。
 本格的なプログラムを作る場合には、こちらのソースプログラムを使ったほうがいいでしょう。プログラムの行数は、Ver.1.xxの2倍くらいあるため、内容の理解は大変ですが、便利な機能が実装済みです。

主な特徴

サポートしているファイル
 WAVE(*.wav)とMIDI(*.mid)用に作ってありますが、MCIコマンドを使っているだけなので、AVIやMPEGなどの再生も可能です。mp3(MPEG-1 Audio Layer 3)形式のファイル(*.mpg, *mp3)も再生できます。コーデックがインストールされていれば、 *.wma, *.wmv 等も再生可能です。
演奏するファイルの選択
 追加ボタンを押すとファイル選択ダイアログが出ますので、選択してください。または、エクスプローラからDrag and Dropしてもいいです。演奏するファイル一覧は、演奏リストファイルとして保存することができます。
演奏リスト/演奏リストファイル
 再生を行うファイル名を、1行に1個並べたテキストファイルです。曲の追加、削除、曲順の入れ替えをサポートしてますが、大きく変えたいときは、notepad.exeなどで編集することができます。
 シャッフル再生(ランダム再生)は、Ver.1.xxではオマケレベルの実装です。本格的なものは、Ver.2.00で搭載しました。
ソース公開
 Borland C++ Builder 3 用の全ソースファイルを公開しています。そのため、C++ Builder をお持ちの方なら、気に入らない部分を自由に改造していただけます。C++ Builder 3 形式で保存してありますが、C++ Builder 4/5/6 でも利用できます。

変な使い方(笑)

WAVE, MIDI, MP3 の連続再生
 これが出来ない音楽再生ソフトって多いんですよねぇ。こんなの、出来てあたりまえで、別に変な使い方じゃないと思うんだけどなぁ(でもCD再生はうまく出来なかったりする)。

AVIの連続再生
 MCIコマンドを使っているだけなので、Media Playerで再生できるものなら、大抵のものは再生できます。そこで、ビデオファイル(*.AVI, *.MPG, *.WMV 等)を演奏リストに登録して、連続再生というバカなことができます。ファイル名のチェックなどは何もしていないので、コーデックさえインストールされていれば、何でもアリです(笑)。

エラー対策

MP3(MPEG-1 Layer 3)の再生がエラーになる場合
 Windows XP/2000/Me などでは、OSの標準インストールのまま何もしなくても問題なく再生できます。
 もし、再生に失敗するようなら、次のようにして原因を特定します。
 まずは、mp3形式のファイルを適当に選んで、そのファイル名を、"test.mpg" のように、拡張子部分を ".mpg" に変更してrplayで再生してみてください。
 大抵の MP3 ファイルは、その拡張子に ".mp3" を使っていますが、ファイル名の拡張子部分を ".mpg" に変更するだけで再生できるはずです。
 これでだめなら、Microsoft Media player、Microsoft NetShow Player などの、MPEG-1をサポートしているビデオ再生コーデックを持っているプレーヤーをインストールします。Windows 95なら、Internet Explorer 4.0を完全インストールしてもいいでしょう。これで、拡張子が".mpg"となっているMPEG-1 Audio Layer-3形式のオーディオも、rplayで再生できるようになります。
 Windows 95/98で、ファイル名の変更を不要にするには、WIN.INIをエディタなどで書きかえる必要があります。WIN.INI の [mci extensions] に mp3=MPEGVideo の1行を追加すると、".mp3" のままで再生できるようになります。

更新履歴

Ver.2.02からVer.2.03への変更点
 右クリックメニューを追加して、次の2つが出来るようにしました。
    演奏済みマーク '♪' をON/OFF できるようにしました。
    曲をリストから削除できるようにしました。
Ver.2.01からVer.2.02への変更点
 連続再生(シャッフル再生でない)の場合でも、'♪' を表示するようにしました。
Ver.2.00からVer.2.01への変更点
 現在行への曲の追加は、選択行の後ろに追加するように変更しました。
 曲と曲の間にポーズ(0.5〜3秒)を入れられるようにしました。
 再生中の曲の経過時間をステータスバーに表示するようにしました。
Ver.2.00への変更点
 曲順をDrag&Dropで変更できるようにしました。
 ボタンをツールバー状に変更しました。
 Deleteキーで曲削除、Insertキーで曲追加が出来るようにしました。
 演奏リストのファイル名を表示するようにしました。
 曲ファイル名のツールチップにフルパス名を表示するようにしました。
 ランダム再生をまじめに実装しました。
 曲を追加する場合、現在位置に挿入するか、最後に追加するかを選べるようにしました。

Ver.1.07からVer.1.09への変更点
 ファイルメニューに「演奏リストをクリア」を追加しました。
 「次を再生」ボタンを追加しました。
 ファイルを追加する時のファイル選択ダイアログで、ファイルの種類を「オーディオファイル(*.wav; *.mid; *.mp?; *.avi)」にしていたときに、*.mid, *.mpg ファイルが表示されないバグを修正しました。
Ver.1.05からVer.1.07への変更点
 演奏リストの曲数を表示するようにしました。
 演奏メニューに、「次を再生」を追加しました。
 コマンドラインで指定した演奏リストファイルが1個の場合、上書き保存ができるようにしました。
Ver.1.04からVer.1.05への変更点
 タスクバーで右クリックして出るメニューに、「次を再生」を追加しました。
Ver.1.02からVer.1.04への変更点
 タスクバーで右クリックして出るメニューに、「再生、停止」を追加しました。
Ver.1.01からVer.1.02への変更点
 演奏リストファイル(*.ini)をDrap&Dropされたら、その中に書いてあるファイル名を演奏リストに追加するようにしました。
Ver.1.00からVer.1.01への変更点
 ウインドウ位置の保存で、ウインドウの大きさも保存するようにしました。
 ファイル追加ダイアログに、MPEG、AVI等を追加しました。

プログラム作成にあたって

 世間には、いろんなオーディオ再生プログラムがフリーソフトウェアとして公開されていますが、自分の趣味に合った物って案外無いものです。そこで、3時間ばかりかけてちょこちょこと作ったのがこのプログラムです。
 このプログラムは、一応、一通りの機能はそろっており、そのままでも十分に実用に耐えるようになっています。そして、Borland C++ Builder 3 用の全ソースファイルが添付されています(BCB4/5/6でも利用可)。このソースファイルを使って、自由に自分専用のオーディオ再生プログラムに作り直しましょう。
 面白いプログラムが出来たら、Vector Design等に登録して、私までE-mailしてくれるとうれしいです(^_^)y。

 このソフトウェアは、非営利、営利にかかわらず、自由に使用することが出来ますし、自由に転載していただいてけっこうです。また、同梱したソースプログラムを元にして、改造したソフトウェアの公開も可能です。改造したプログラムを公開する場合の制限はたった1つ。私の名前やE-mailアドレス等をプログラムやドキュメントからすべて削除する(私が原作者であるという痕跡を削除する)か、または、あなたが変更を加えたことを明記するだけです。極端な話、作者名だけを書き換えて公開することも問題ありません。
 このプログラムを作成、公開したのは、個人の趣味に走った多様な音楽再生プログラムの開発を促進するためです。ぜひ、私を驚かせてください(笑わせてくれてもいいです)。


 ソフトウェアに関する要望やバグレポートなどは、Ryu1までお願いします。

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